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カステラと吟醸酒、あまからコラボ 老舗菓子店、披露宴引き出物を商品化
2020年3月8日
 滋賀県高島市の菓子製造販売の老舗「とも栄菓舗」(同市安曇川町西万木)が、地元の酒蔵の清酒を使った和菓子を作り、「高島いいモノ・いいコトグランプリ」(市商工会主催)で特別賞を受賞した。上品な甘さのカステラ生地と香り豊かな純米吟醸酒の地元コラボレーションが甘党、左党双方に好評という。

 「吟醸カステラ 白吟(はくぎん)」。卵白を使った生地を焼き上げた後、純米吟醸酒を合わせたシロップをたっぷりとしみ込ませ、自家製粒あんを挟んだ。名称は白い生地と吟醸酒の組み合わせから付けた。

 西沢恵利専務(55)は「清酒の風味を引き出すために、生地はふんわりとした口あたりで、軽い仕上がりとなるよう工夫した」という。一昨年秋の結婚披露宴の引き出物として開発し、好評のため定番商品にした。

 清酒「萩乃露」を提供した福井弥平商店(同市勝野)の福井毅社長(47)は「純米吟醸酒のおいしさの幅を広げてくれる完成度の高いスイーツ。高島の老舗の風味アピールしていきたい」と話す。1箱1650円。
京都新聞


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