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スキー場「恵みの雪」で続々オープンへ 今年初、待望の銀世界広がる
2020年2月7日
 滋賀県内では6日、湖西を中心に今冬初めての本格的な雪となり、スキー場は待望の銀世界となった。一方、湖北や湖東方面には、風向きの影響で雪雲があまり流れ込まなかった。

 彦根地方気象台と県によると、午後6時までの最深積雪は大津市葛川坊村町で35センチとなるなど、湖西で積雪が増えた。長浜市余呉町柳ケ瀬は5センチ、彦根市は1センチ、米原市は積雪を記録しなかった。

 同気象台によると、6日は雪雲が若狭湾から北風に乗って南下し、湖西を中心に大雪をもたらした。長浜市や米原市など湖北、湖東方面で雪が強まるのは北西から西寄りの風のため、比較的雪が少なかったという。

 湖西のスキー場には「恵みの雪」となった。高島市今津町の箱館山スキー場は35センチの雪が積もり、前日まで人工雪だったゲレンデは一面の銀世界となり、家族連れらがスキーやそりを楽しんだ。運営会社は「待ちに待った天然雪。7日以降はコースを増やす予定」と喜んだ。

 国境高原スノーパーク(同市マキノ町)は7日オープン予定で、朽木スキー場(同市朽木)は、7日の積雪をみて営業開始を判断するという。

 久々の雪に、子どもたちも大はしゃぎ。近江八幡市の市街地では、道路や木々に雪が1〜2センチ積もった。八幡小(同市本町)の児童たちは、雪を息で吹き飛ばしたり、雪玉を作ったりしながら下校した。2年男児(8)は「久しぶりに雪を見てすごくうれしい」と声を弾ませた。
京都新聞


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