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特産ちぢみと木材で雑貨、お土産にいかが 道の駅などで販売
2019年11月11日
 滋賀県高島市の商工、観光など8団体でつくる高島地域雇用創造協議会は、市内産木材と特産の綿織物「高島ちぢみ」を活用し、小物入れや雑貨品などの土産品シリーズ「MEGURI(めぐり)」を試作した。市内の道の駅などで試験販売を始めた。

 協議会は、厚生労働省の「実践型地域雇用創造事業」の委託を受け、2015年7月に発足。市特産の発酵食品を素材にした菓子や調味料を手掛け、市内事業者に商品開発を提案してきた。

 今回は「高島の思い出を持ち帰ってもらう」趣旨で土産品を作った。桜製小物入れ「びわ湖木まもり」(1040円)と、高島の森に着想した香りを瓶入りの杉にしみ込ませた「森の香(か)」(470円)、琵琶湖の水をイメージした香りを瓶入りの高島ちぢみにしみ込ませた「湖(こ)の香」(470円)、高島ちぢみをボードに貼り合わせて高島の風景に仕上げるアートキット(840円)がある。

 15〜18日に同市マキノ町寺久保の農業公園マキノピックランドで売り出す。協議会は販売実績を基に来年3月、市内事業者向けに説明会を開催し、試作品の商品化を促す。企画を担当した板楠美津子さん(43)は「高島らしさをアピールできる定番商品になれば」と期待する。
京都新聞


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