大津市木戸の山岳リゾート「びわ湖バレイ」の展望台やカフェなどを備えた施設「びわ湖テラス」内に、「かまくら」が3基登場し人気を集めている。
3基はいずれも底面の直径約2・4メートル、高さ約2メートル。本物の雪に似た発泡ウレタン製で、気温が上昇しても溶けない構造になっている。うち1基は、近年増加している外国人観光客を意識し、雪の上に畳を敷いてこたつを設置した和室風。他の2基はいすなどを設置している。「かまくら」の設置は来月末まで。
びわ湖バレイの担当者によると、平成28年夏のびわ湖テラスオープンで、シーズンを通じた観光客入り込み数は増加。一方でスキーシーズンに限れば入り込み数は年々減少しており、びわ湖テラス開業後初めて冬季の営業を行っている。担当者は「かまくらには写真映えする工夫が盛りだくさん」とPR。「スキー客以外も気軽に立ち寄れる場所になれば」と話している。 |