大津市立小松小学校(大津市南小松)の遠泳大会が5日、同校近くの近江舞子南浜水泳場で開かれた。1〜6年生約200人が参加し、PTA会員や地域の人らのサポートのもと力泳した。
同校の遠泳大会は40年以上続く伝統行事。この日は例年より風が強く、波も高かったというが、児童らは学年ごとに設定された目標距離を目指して泳いだ。366メートル泳いだ5年生の吉岡晴月(はるき)さん(10)は「楽しかった。来年は1キロ泳ぐことが目標」と話した。
児童らは夏休みから準備を始め、学校のプールや琵琶湖で練習を重ねてきたという。橋詰幸喜教頭は「各自の目標に向かって頑張って泳いだという達成感を味わい、故郷の身近で美しい自然に親しみを持ってもらえたら」と話した。 |