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平和堂跡地に特養や住宅建設へ 滋賀・安曇川駅前の再開発計画
2018年8月13日
 JR安曇川駅前の旧平和堂安曇川店跡地(滋賀県高島市安曇川町)について、特別養護老人ホームや住宅、店舗などを建設する再開発計画が発表された。

 コンサルタント会社などが示した計画では、同駅北東側の約1・2ヘクタールに、本年度中に設立される社会福祉法人が、特別養護老人ホーム(2階建て・定員50人)と、0〜2歳児対象の保育所(平屋建て同18人)を建設する。市内で会員制リゾートホテル計画を進めるリゾートトラスト(名古屋市)が、11階建ての社員寮(180戸)を設ける。近くの滋賀県信用組合安曇川支店が市道拡幅に伴い、現店舗から移転するほか、飲食店や賃貸マンション(2階建て、12戸)もできる。

 多くの施設が19年10月オープン予定。特養ホームは20年4月開設を目指し、リ社の社員寮はホテルの開業(時期未定)に合わせて建設を進める方針。
 同駅周辺は2010年に平和堂が国道161号バイパス沿いに移転以降、にぎわいが大きく冷え込んでいた。市は市街地活性化に欠かせない土地として、平和堂に売却猶予などの協力を求め、開発に興味を持つ民間業者の誘致や調整を担ってきた。

 市役所での会見で、福井正明市長は「平和堂跡地は就任当時からの懸案だった。駅前に二百数十人の人口が増えることになり、地域の核になりうる」と期待を示した。
京都新聞


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