滋賀県高島市内の中学生が一堂に会する陸上競技大会が7日、びわこ成蹊スポーツ大(大津市北比良)を会場として初めて使用し開催された。冷たい雨となったが、選手たちはトラックやフィールドの競技に出場し、走・跳・投の技を競っていた。
昨年まで今津中(同市今津町)で実施してきたが、昨年12月に締結した双方の「連携と協力に関する協定」に基づき、大学での実施となった。市中学校体育連盟が主催し、市内6中学から選手約250人が出場。学生ボランティア29人の協力を得て、100メートル走や走り幅跳び、砲丸投げなど、男子15種目、女子11種目が行われた。
時折、雨脚が強くなり、かなり肌寒いコンディションとなった。緊張からスタートと同時に転倒する選手が出る一方で、全天候の競技場とあって思い通りの好記録に恵まれる選手も出ていた。大会長の中村久昭・朽木中校長は「中学生が大学に行く機会は少ない。良い経験になった」と話した。 |