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琵琶湖周航の歌、発祥の地で熱唱 100年まであと1カ月
2017年5月15日
 琵琶湖周航の歌の誕生100周年を1カ月後に控え、「新緑のミニコンサート」が14日、発祥の地である滋賀県高島市今津町の琵琶湖周航の歌資料館で開催された。多くのファンが訪れ、男性ユニットによる透き通った歌声に聞き入っていた。

 周航の歌は1917年6月28日に誕生したとされ、来月に100周年を迎える。滋賀県を拠点に活動する男性ユニット「〜Lefa〜(リーファ)」が、今津で生まれた名曲を次世代に伝えたいとの思いから2012年から歌い続けている。

 コンサートには約60人が来場。河野弘行さん(33)のギター演奏に合わせて、ボーカルの北川陽大さん(38)が1番の「われは湖(うみ)の子 さすらいの」で始まり、6番の「語れ我(わ)が友 熱き心」まで歌い終えると、大きな拍手が沸き起こっていた。人生の歌と言われる名曲だけに中高年の人が目立ち、時折、口ずさみながらコンサートを楽しんでいた。

 河野さんと北川さんは「大正と昭和に続いて、平成の時代にも、この歌がしっかりと刻まれるように、発祥の地から盛り上げていきたい」と話した。
京都新聞


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