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光る“センス”、扇骨オブジェ 滋賀・高島で「白干し」ピーク
2017年3月16日
 滋賀県高島市安曇川町で、扇子に使われる扇骨の「白干し」が最盛期を迎えている。天日干しで竹の青みを消す工程で、雪どけ後の地面に円すい形に扇骨が並べられ、はや夏に向けた準備が始まっている。

 同市では江戸時代に安曇川沿いに竹が植えられたのをきっかけに扇骨作りが始まったという。同市商工会によると市内の年間生産量は約百万本で国内産の9割を占める。

 同町の「すいた扇子」では、会社前に円すいがずらりと並ぶ。1週間〜10日ほどしてほんのり茶色になるまで、天日がまんべんなく当たるよう毎日ひっくり返す。吹田政雄社長(68)は「いい扇子を作るためには手を抜けません」と話していた。
京都新聞


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