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実りの季節 到来 滋賀・高島 ハナエチゼン、近畿最速の出荷
2016年8月22日
 早場米産地として知られる滋賀県高島市今津町のJA今津町で22日、近畿のトップを切り新米の初出荷が行われた。極早生(わせ)品種「ハナエチゼン」が品質検査の結果、全て「一等米」と評価され、県内向けに出荷された。

 同JAによると、ハナエチゼンは町内農家101戸が計91ヘクタールで栽培し、年間467トンの出荷を見込む。今年は天候に恵まれ、特に7月下旬から8月上旬は好天続きで、平年より3〜4日生育が早い。病害虫の被害が少なく品質も良好という。

 この日、同町日置前の同JA総合営農センターでは、17日以降に農家が刈り取った2200袋(66トン)について、粒の大きさや整粒米の比率を検査した。

 出発式では中田正敏組合長が「農家が汗を流し、自然と戦いながら作った米を少しでも高く売るのが農協の役割」とあいさつ。「初出荷」の幕を掲げた大型トラックに新米を積み込み、同志社大応援団の演舞と関係者の「万歳」の声に送られ出発した。一部は同日から店頭に並んだ。
京都新聞


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