夏本番を前に大津市南小松の近江舞子中浜水泳場で1日、浜開きが行われた。久しぶりに太陽が照りつける中、浜辺に集まった関係者らがこの夏の安全を祈願した。
大津市の旧志賀町にある水泳場10カ所が合同で行った。安全祈願祭があり、志賀観光協会の下尾和男会長(82)が「昨年は水難事故などがあった。今年は事故の無いよう祈りたい」とあいさつをした。水難事故を想定した救助訓練もあった。
志賀北幼稚園(同市荒川)の園児28人が砂浜に埋められた折り鶴を探したり、浅瀬で水遊びをしたりして楽しんだ。
滋賀県によると、琵琶湖の主な水泳場8カ所の水質結果はいずれも「適」か「可」。宮ケ浜(近江八幡市)、松原(彦根市)、二本松(長浜市)の3水泳場は、特に水質が良好な「AA」だった。
4月下旬から5月上旬には植物プランクトンのウログレナの増殖がみられたが「現在は収まり、透明度も十分」(琵琶湖政策課)としている。 |