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こだわりの木工や漆器並ぶ 滋賀・高島で作品展
2016年6月17日
 滋賀県高島市安曇川町南古賀に夫婦で移住し、木工の調度品や漆器、アクセサリーを制作している工芸作家の小田切健一郎さん(46)、裕美さん(48)の作品展「木と漆の仕事」展がが16日、同町田中のギャラリー藤乃井と隣接の旧安曇川郵便局で始まった。約70点を展示・販売している。

 夫妻は18年前に移住。京都・大阪のギャラリーや百貨店での展示会が多く、高島では「あけっぴろげ」など自宅を開放するイベントには参加するが、ギャラリーでの展示会は初めて。

 シンプルで自由な形状に木を彫り込み、赤や黒の漆を塗ったり、生漆を拭き取っては重ねる「拭漆(ふきうるし)」で木目を生かした器や重箱、仏壇やテーブルが並ぶ。健一郎さんは「作家としてこだわった手作りの良さを地元の人に見てほしい」と語る。

 裕美さんのアクセサリーも、木と漆で種や勾玉(まがたま)、十字架の形にしたパーツを組み合わせる。「素材の良さを生かし、自分が身につけたいと思える色、形に仕上げた」という。

 22日まで。入場無料。同ギャラリーTEL0740(32)0150。
京都新聞


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