滋賀県と県道路公社は21日、琵琶湖大橋有料道路の通行料値下げ日時を、4月1日午前0時からに正式決定したと発表した。現在の通行回数券を同日時以降は無効とし、3月1日から県内3カ所で払い戻しする。
値下げ後の通行料を原資にして橋の耐震対策や橋両端部の4車線化工事などを進める事業変更が、20日付で国土交通省から許可された。通行料の徴収期間は2029年8月4日まで。
値下げ後の料金は、「普通車」150円、「軽自動車」100円、「大型1」200円、「大型2」500円、「軽車両」10円。19年春をめどに自動料金収受システム(ETC)を導入して「ETC割引」を実施するが、それまでは軽車両以外で回数券を発行する。普通車の100回券は1万2230円となる。
現在の回数券は3月1日から9月30日まで、同大橋有料道路管理事務所(守山市今浜町)、道の駅びわ湖大橋米プラザ(大津市今堅田3丁目)、県道路公社(同市松本1丁目)で払い戻す。新料金の回数券は3月下旬からの販売を予定している。 |