晩秋の琵琶湖を熱気球でわたるイベントが29日、滋賀県高島市安曇川町であった。上空の風が安定し2012年以来3年ぶりの横断に成功した。
関西の大学や社会人チームの有志でつくる実行委員会が主催。京滋や関東、九州などから参加した37チームは、同町の近江白浜水泳場を離陸し、東側対岸の東近江市能登川付近を目指した。28日も開催予定だったが上空の強風により中止となっていた。
29日は上空が雲に覆われていたが、午前7時の離陸時には雲間から朝日が差し始め、熱気球は一気に上昇。順調に風に乗り、ところどころにのぞく青空の中を対岸へ進んでいった。明け方から詰めかけた大勢の見物客らは、ゆったりと湖上に浮かぶ様子に声を上げ楽しんでいた。 |