本格的な夏の到来を前に、県は2日、県内にある遊泳場9カ所の水質調査結果を発表した。いずれの箇所も水質に問題はなく、最も評価の高い「AA」は昨年から4カ所増えるなど遊泳環境は向上している。
調査は県琵琶湖政策課が毎年おこなっており、今年は5月7から21日に実施。各遊泳場で、ふん便性大腸菌群数や油膜の有無、透明度などを調べ、水質をAA▽A▽B▽C▽不適?の5段階で評価する。不適と判断された場合、遊泳場の管理者に水質改善を促す。
昨年度は、AA=2カ所▽A=4カ所▽B=3カ所?だったが、今年度はAA=6カ所▽A=2カ所▽B=1カ所?と、水質が向上。同課は「今シーズンは、どの遊泳場でも楽しめる」としている。
各遊泳場の水質調査評価は次の通り。
【AA】宮ケ浜(近江八幡市)▽新海浜(彦根市)▽松原(同)▽南浜(長浜市)▽二本松(同)▽マキノサニービーチ(高島市)【A】松の浦(大津市)▽近江舞子(同)【B】なぎさ(守山市) |