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137人の感情、粘土で浮き彫り 滋賀・高島で展示
2015年2月11日
 滋賀県内の子どもからお年寄りまで137人が作った粘土作品の展示が10日、高島市安曇川町田中のギャラリー藤乃井で始まった。粘土を即興でこねた作品は、家族への愛情や趣味など、作り手の素直な感情を浮き彫りにしている。

 元小学校教諭で、2013年から滋賀大大学院で障害児教育や美術教育を学ぶ日花(ひばな)滋子さん(64)=同市新旭町藁園=が制作を依頼した。現代人の心情を把握する研究をしており、4歳から70代までの人たちに約100グラムの粘土を渡し、何を表現するかを調べた。

 子どもはアンパンマンなどのキャラクター、50代以上は母親や初孫の姿を表現した。日花さんは「時代性や作り手の生きざまが見えてきた」と話す。

 このほか、絵本の「はらぺこあおむし」に登場する青虫を、日花さんがフェルトで人形にした作品など計約360点を並べる。15日まで。無料。ギャラリー藤乃井TEL0740(32)0150。
京都新聞


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