高島市立今津北小(児童113人)で14日、1956年から続く小正月の伝統行事、左義長が行われた。書き初めをつるした青竹のやぐらが勢いよく燃え上がり、児童は「天まで上がれ、左義長」と声を合わせて学習への意欲を新たにしていた。
青竹は近くの竹林から切り出して児童がかついで運び、保護者らがやぐらに組んだ。さらに5年生が学校田で田植え・稲刈り学習した稲わらと、湖畔の3大ヨシ群落の一つ「針江浜」(同市)で刈ったヨシを立て掛けた。
各学年の代表が全児童の前で「字をきれいに書く」「本をたくさん読む」「算数で100点取りたい」などと誓った後、火が付けられた。炎が上がると書き初めは空を舞い、児童は歓声を上げて見つめていた。 |