滋賀県高島市マキノ町の農園でクリが収穫の時期を迎えている。いがの中から茶色の実が艶やかな肌をのぞかせ、本格的な秋の訪れを告げている。
マキノピックランドの観光クリ園では約50ヘクタールに10種類、1万7千本のクリの木が植えられている。今月中旬から実が落ち始め、訪れた人たちがクリ拾いを楽しんでいる。家族6人で毎年訪れるという京都市南区の西口利恵さん(40)は「大きくきれいなクリなのでくりご飯や渋皮煮を作りたい」と笑顔を見せていた。
同ランドによると、8月の日照不足の影響はなく例年通りの収穫が見込めるという。クリ拾いは10月中旬まで(有料)。問い合わせはマキノピックランド0740(27)1811。 |