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気仙沼のヒマワリ開花 大津、復興支援の思いつなぐ
2014年8月7日
 比良山の麓にある大津市北比良の畑で、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市から譲り受けたヒマワリが開花した。震災を風化させず、復興支援の思いをつなごうと滋賀県内の有志の団体が育てており、真夏の日差しの下、色鮮やかな黄色の花が並んでいる。

 滋賀県立大の公開講座の修了者でつくる団体「環人8プラス」と京滋の企業が連携し、種からバイオディーゼル燃料を精製する「ひまわりBDFプロジェクト」を今年から進めている。JAレーク大津の協力で畑を借り、気仙沼市で花を植える活動に取り組むグループ「鹿折に花を」から提供された約6千粒の種を6月にまいた。

 プロジェクトの看板が立つ約13アールの畑では、比良山を背景に千本以上のヒマワリが花を咲かせている。プロジェクトでは9月に種を採取し、作った燃料をトラクターなどに使い、栽培した野菜を被災地に送る構想を描いている。

 10日は現地で「開花イベント」を催す。「鹿折に花を」のメンバーも参加して写真撮影や写生を楽しむ。午前9時50分に大津市南比良のJAレーク大津・志賀カントリー集合。申し込みはメール(hiro−tsuji@shigagpn.gr.jp)で。
京都新聞


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