滋賀県高島市マキノ町の海津大崎の桜がほぼ満開となり、大勢の花見客が訪れている。
海津大崎は「日本のさくら名所百選」にも数えられる桜の名所。湖岸を走る県道沿いに、約800本のソメイヨシノの並木が約4キロにわたって続き、春になると「花のトンネル」ができる。
びわ湖高島観光協会によると、10日現在の開花状況は「満開近し」で、11日にも「満開」宣言が出そう。
10日は午後になって一時しぐれるなどあいにくの天気となったが、夫婦や友人同士、県内外からバスで訪れた団体客らでにぎわった。並木を見上げながら徒歩で、また花見船に乗り湖上からと、思い思いに桜の眺めを楽しんでいた。
週末の12、13両日は一帯で午前9時半から午後5時ごろまで交通規制が敷かれる。JRマキノ駅前から臨時のシャトルバスが出る。
12日はくつき新本陣、13日はしんあさひ風車村の各道の駅一帯でも桜祭りが開かれる。びわ湖高島観光協会TEL0740(22)6108(日曜休み)。 |