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発酵食の魅力を醸す 高島でサミット
2013年12月7日
 発酵食でまちおこしを進める全国の団体が集う「第6回全国発酵食品サミットinたかしま」(同実行委員会主催)が7日、高島市今津町の市民会館一帯で開幕した。シンポジウムや物産展など多彩な催しがあり、大勢の来場者でにぎわった。

 同サミットは、発酵食の生産が盛んな自治体など14団体がネットワーク協議会を組織し、全国持ち回りで年1回実施。西日本での開催は初となる。テーマは「美をかもす・味をかもす・心をかもす−発酵食品は究極の美人食」。

 会館北隣の特設会場で始まった物産展には京滋をはじめ12都道府県から50団体・業者が出展。湖国名物のふなずしからへしこ、柿の葉ずし、いちごや梨の酢、横手やきそばせんべい、桜えびのつくだ煮など各地自慢の発酵食品や利用した食品、各地の地酒がずらりと並び、来場者が試食しながら次々と買い求めていた。

 市民会館でのシンポでは、発酵学者で東京農業大名誉教授の小泉武夫氏ら2人の講演や市内の事業者らによるパネル討論が行われ、発酵食の持つ美と健康への効用や魅力などが語られた。最後に発酵の食文化の推進などをうたう「サミット宣言」を採択した。
 物産展とミュージアムは8日も開かれる。
京都新聞


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