第22回「びわ湖高島ペーロン大会」(同実行委主催)が28日、滋賀県高島市今津町の南浜湖岸で開かれ、県内や福井県から31チーム約580人が出場し、猛暑に負けない熱いレースを繰り広げた。
1チーム19人までで編成し、一定の技術を有するチャンピオンシップの部と、親ぼくを目的としたフレンドシップの部に分かれ、湖上の往復600メートルで速さを競った。
船上で打ち鳴らされるどらの音を合図に、こぎ手が息を合わせて懸命に櫂(かい)を動かした。ペーロンはかじ取りが難しく、中にはコースを大きく外れてしまうチームも。湖岸からの応援を力に先行チームに追いつき追い越すと、大歓声と拍手が起きていた。
優勝はチャンピオンシップの部が「松陽台」で4年ぶり、フレンドシップの部は「Crew2 11号」が2連覇と、ともに地元今津町のチームが占めた。 |