滋賀県高島市特産の黄金マクワウリ「金太郎まくわ」の出荷が、同市今津町日置前のJA今津町選果場で最盛期を迎え、生産農家から持ち込まれた朝採りものの選別と箱詰めに職員らが追われている。
金太郎まくわは皮が黄色から濃い黄色で、果肉は白く、さっぱりした甘さが特徴。古くから栽培の盛んな同町では現在、6戸の農家が約80アールで作付けしている。
JA今津町によると、今年は6月後半から今月にかけて好天が続いたことで豊作となり、「甘さもよく乗っている」。
一方で8月は天候不順が予想されていることもあり、例年より数日早い7月12日から収穫が始まった。
盆前まで一日平均約200キロが持ち込まれ選別と箱詰めの作業が続く。今夏は昨夏より5トン多い15トンを見込み、主に京阪神に向けて出荷される。 |