旧比良山岳センター(大津市北小松)がこのほど、市の比良げんき村(同)の一部として、リニューアルオープンした。「新しくなったので、ぜひ多くの人に利用してほしい」としている。
同センターは、1981年の「びわこ国体」の山岳競技登はん会場管理棟として建設された。スポーツクライミングが楽しめる人工登はん壁と宿泊棟があり、管理していた滋賀県が廃止の方針を打ち出したため、市に無償譲渡された。
県による耐震化改修工事などを終え、市が隣接する比良げんき村の施設として開設した。指定管理者として大津市北商工会が運営している。
宿泊施設(延べ約500平方メートル、7室。定員50人)の使用料は、市内居住者が大人2190円、小中高校生が1380円、乳幼児が690円で、市外居住者より割安に設定されている。登はん壁(高さ15メートル)は、小中高生が、1830〜2980円。団体の利用も受け付けている。問い合わせは同村TEL077(596)0710。 |