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大のぼり高々、安寧祈る 高島で「川上祭」
2013年4月19日
 湖西地方の春の例大祭のトップを切って、滋賀県高島市今津町日置前で18日、「川上祭」が行われた。地元の神社の氏子たちが高さ18メートルの大のぼり2本を高々と掲げて祭礼場を練り歩き、地域の安寧と今年の豊作を祈った。

 「サンヤレ」の掛け声に合わせたお囃子(はやし)があることで「サンヤレ祭」とも呼ばれ、起源は平安時代にまでさかのぼるとされる。日置神社(今津町酒波)と津野神社(同町北仰)が合同で催し、現在のマキノ町の一部を含む旧川上庄の氏子が参加する。

 祭礼場の平ケ崎(へがさき)馬場では、みこしの巡行と流鏑馬(やぶさめ)神事に続いて、ハイライトの大のぼりの巡行が行われた。

 根付きの竹で作られた大のぼり2本を氏子たちが立ち上げると、観衆から大きな歓声と拍手がわいた。先導役の子どもたちが、赤、白、青の色紙で飾った小のぼりで地面をたたいて清め、後方では「サンヤレ」の掛け声とともに鉦(かね)や太鼓を鳴らして祭りを盛り上げた。
京都新聞


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