県立安曇川高校(高島市安曇川町)の総合学科商業系列ビジネス部門の3年生6人が、課題研究授業で地元産品を使った和洋菓子を開発。26日、同市の道の駅藤樹の里あどがわで計200個を販売したところ、客の行列ができ、約10分で完売した。
開発した菓子は「アドtamaどら焼き」と「もちもちあどしゅー」。どら焼きは、小豆あんの代わりに豆腐を練り込んだ白玉に地元特産のフルーツ、アドベリーのソースをからめて使った。シュークリームは、アドベリーソースを薄い餅でくるんでカスタードクリームで覆い、シューの中に収めた。
生徒がアイデアを出し、地元菓子店の協力で製造、商品化した。小島摩耶さんらはどら焼きを工夫し、林あき子さんらはシュークリームを担当。それぞれ1個120円、200円で販売すると、子ども連れの家族らが次々買い求め、あっという間に売り切れた。 |