琵琶湖西岸の主要幹線・国道161号「志賀バイパス」(大津市荒川−同市北小松、全長6・4キロ)が全面開通し、記念式典が8日、同市南小松の市立小松小体育館で開かれた。
式典には、嘉田由紀子知事や越直美市長、工事関係者らが出席。太鼓演奏などで祝福したあと会場をバイパス上に移し、テープカットに続いて通り初めの車両が次々と出発した。
志賀バイパスは、これまでに志賀インターチェンジ(同市荒川)−比良ランプ(同市北比良)の3キロ区間が完成し、先に使用されていた。今回、残りの3・4キロ区間が完成したことで、161号の渋滞緩和や事故の減少、騒音の軽減などの面で改善が見込まれる。嘉田由紀子知事は「湖西地域の魅力の発信、地域活性化の起爆剤となってほしい」と観光面での効果に期待している。 |