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「高島の木の家」初モデル住宅が完成 設計士ら連携
2012年10月11日
 滋賀県高島市産の木材を使った家造りに取り組む「高島の木の家づくりネットワーク」が、初のモデル住宅を同市新旭町新庄に完成させた。13、14両日に内覧会を開く。

 同ネットワークは、市内の山主や森林組合、製材業者、設計士、工務店など約40の個人と団体で構成。独自の「木の家」認定制度を設け、地元産材による住宅づくりで、市内の林業や住宅関連産業の活性化と市内外の需要拡大を図っている。

 完成したモデル住宅は2階建てで、延べ床面積106・7平方メートル。1階はリビングとキッチンのほか、土間のサンルームも。外側にウッドデッキも設けた。2階は3部屋ある。柱をはじめ天井、外壁など建物の95%に市内産のスギが用いられている。

 6月に上棟し、建築の過程から市民に広く公開。9月末に完成した。総工費は約2500万円で、うち8割を市が補助した。同市宮野に昨年建てた住宅に続く「高島の木の家」の認定第2号となる。内覧会以降は月・火曜を除いて見学可能で、市の相談員や同ネットワークの会員が現地で説明に当たる。またサークルの利用なども考えていくという。

 内覧会は、13日は記念式典と市内在住の森林インストラクター今城克啓さんの講演、14日は高島市出身の若手落語家桂優々さんによる落語会やチェーンソーアートが行われる。両日とも木工体験や木製品が当たる抽選会もある。無料。詳細は高島の木の家づくりネットワークTEL0740(20)1179。
京都新聞


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