県は、今年度の琵琶湖の水浴場の水質調査結果を発表した。調査を実施した9カ所の水浴場のうち、「AA」(水質が特に良好)と評価されたのは4カ所、「A」(水質が良好)と評価されたのは2カ所だった。「AA」と「A」が「遊泳に適している」と判断される。病原性大腸菌「O(オー)−157」はいずれの水浴場からも検出されなかった。
水質調査は5月8〜22日に実施。水の透明度や油膜の有無、糞便性大腸菌群数などから「AA」「A」「B」「C」「不適」の5段階で評価した。
「AA」と評価されたのは、近江舞子(大津市)▽南浜(長浜市)▽二本松(同市)▽マキノサニービーチ(高島市)−の4カ所。「A」と評価されたのは、松の浦(大津市)と宮ケ浜(近江八幡市)の2カ所となった。
一方、「B」(遊泳可能)と評価されたのは、なぎさ(守山市)▽新海浜(彦根市)▽松原(同市)−の3カ所。「C」と「不適」はなかった。 |