| 「琵琶湖周航の歌」95周年、26団体熱唱 高島で合唱コン |
| 2012年6月25日 |
| 滋賀県高島市今津町で誕生した「琵琶湖周航の歌」を課題曲に美しい歌声を競う合唱コンクールが２４日、高島市民会館で開かれ、近畿や中部地方の２６グループが出演した。周航の歌誕生９５周年を記念して、近江八幡市出身のジャズ歌手、深尾多恵子さん（３７）のミニコンサートも行われた。 文化、観光団体などでつくる実行委員会が主催し、１６回目。「われは湖の子 さすらいの…」の詞で知られる周航の歌。各グループは編曲や歌い方を工夫して臨んだ。 平均年齢７７歳で深みのある歌声を披露したブルーコーラス（高島市）、全校児童２１人で出場したマキノ北小（同）などに、温かい拍手が送られた。審査の結果、金賞に合唱団Ｖｏｌａｒｅ（神戸市）、銀賞に姫路南高校コーラス部（兵庫県姫路市）が選ばれた。 米国で活躍する深尾さんは、琵琶湖周航の歌を英訳、編曲した「ＢＩＷＡＫＯ」を伸びやかな声で歌い上げた。「世界の人々にふるさと琵琶湖の歌の良さを知ってほしい。周航の歌を愛する皆さんの前で歌えるのはうれしいし、光栄です」と話した。 |
| 京都新聞 |
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