大津市は住宅用太陽光発電装置設置への補助金申請の受け付けを15日から始める。1世帯当たりの電力出力数増加を促進するため、本年度から上限額を4万円に拡大する。
同補助制度は上限3万円で2009年度から開始。利用件数は09年度が119件、10年度が112件だった。11年度は東日本大震災の影響で自然エネルギーへの関心が高まったことなどから、222件に倍増した。市によると、装置を取り付けている住宅は市内で約3700軒、計約1万3千キロワット(3月末、関西電力調べ)という。
本年度は補助金を最大出力1キロワット当たり8千円、上限4万円とした。200件程度の申請を見込み、660万円の予算を確保した。
対象は市内の住宅や事務所などに装置を設置する個人や法人。太陽光発電装置設置に対する国の補助金の交付を受けること(工事が完了していること)などが条件となる。
申し込みは来年3月15日まで。詳細は市のホームページで案内している。問い合わせは市環境政策課TEL077(528)2760 |