琵琶湖の歴史や生態系、水質データなどを網羅した「琵琶湖ハンドブック」(A5判、264ページ)が5年ぶりに改訂され、好評を得ている。県が3000部製作し、無料配布している。多い日で100件を超える問い合わせがあるという。
琵琶湖の研究や保全活動などに取り組む大学教授やNPO代表らが執筆し、10章にまとめた。食文化やレジャー、水害と治水、外来魚と固有種、蜃気楼(しんきろう)や比良おろし、石けん運動など幅広いテーマを取り上げる。初版より写真やイラストを増やした。
県環境政策課の椙本一輝主事(27)は「琵琶湖についてオールラウンドに学べる小事典。他に例のない自信作です」と太鼓判を押す。実費負担で郵送可能。問い合わせは同課(077・528・3353)。 |