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松ノ木内湖:よみがえれ こいのぼり80尾群舞 地域の絆願い、住民ら持ち寄る
2012年4月8日
 高島市安曇川町の松ノ木内湖(約19ヘクタール)の岸辺に7日、こいのぼり約80尾が掲げられて群舞し、内湖再生を願うのぼり旗約20本も立てられた。住民がつくる同内湖再生利用促進協議会(梅村彦一会長、約160人)が初めて企画。子どもたちの成長を願うとともに、今年3月に爆竹で脅されて飛び立ったコハクチョウが秋に帰って来ることも祈っている。

 松ノ木内湖西岸の湖周道路沿いに電柱3本を建て、地上約7メートルに約70メートルのワイヤを張り、こいのぼりを泳がせた。地域の約200戸に古いこいのぼりの提供を呼びかけたところ、約100尾が集まった。この日、有志数人が高所作業車を使って1尾ずつワイヤに固定した。

 梅村会長は「家庭に眠る昔のこいのぼりがよみがえって泳いだ。湖西随一のコハクチョウ飛来地の松ノ木内湖も、地域の暮らしと再びつながり、よみがえってほしい」と心意気を語った。

 ◇来月、風船放つ
 桜の季節のこいのぼり群舞に、通りすがりのドライバーもスピードを緩めて珍しそうに眺めていた。来月3日には子どもたちが風船に願いを書いた札を付け、現地で約200個を飛ばす計画だ。こいのぼりは5月中旬ごろまで泳がせるという。
毎日新聞


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