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被災者作製のろうそくでキャンドルナイト 高島で開催
2012年3月8日
 宮城県南三陸町で被災した漁業女性たちが作った和ろうそく「田の浦ほたてあかり」に火をともす「キャンドルナイトin高島−東北への想(おも)い」が11日、滋賀県高島市マキノ町のマキノピックランドで催される。

 あかり製作は、養殖場が津波被害を受けた田の浦地区(約90戸)支援に継続的に関わる県立大の学生グループが、現地の仕事や集いの場を生み出そうと企画した。高島市マキノ町の会社員竹中千恵さん(29)が、上司で、社会人講座修了の縁でグループに関わる本田明さん(55)とともに昨秋、ボランティアで活動に参加し、和ろうそく作りに助言。今回の催しを発案した。

 当日は午後5時、ろうそく50個に点火。県立大の学生らが赴き同時刻に点火する田の浦の様子も上映し、黙とうする。高島市内の音楽バンド3グループが演奏する。田の浦から仕入れたワカメの郷土料理を食べる。

 定員50人。参加費1500円(小学生以下千円)。あかり代の500円分は、田の浦の女性たちの人件費、まちづくりに使われる。

 友人らと準備を進める竹中さんは「津波の被害は大きかったが、漁師さんたちの頑張る姿がすてきだった。現地の様子も話して、つながりや元気を感じられる場にしたい」と話す。催し参加の有無に関わらず、ほたてあかりの注文も受け付ける。申し込みは10日までに、ほんだ建築・竹中さん携帯電話090(1961)5347。
京都新聞


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