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復活 大豆製品、京で振り売り 高島 農家ら新商品に反映
2012年2月15日
 滋賀県高島市今津町で無農薬栽培に取り組み、甘みの濃い大豆の在来品種ミズクグリを復活させた農家グループ「たかしま自然農法研究会」が18日、大豆製品の豆腐やみそ、油揚げを京都市内で振り売りする。消費者の生の声を、新しい特産加工品づくりに反映させる。

 研究会は3年前、代表の篠原豊(とよし)さん(55)、堀田金一郎さん(60)、落合良平さん(58)の農家3人で設立。魚あらと木酢液で肥料を作り、農作業にも手間をかけて、農薬や化学肥料を使わない農業にこだわる。ミズクグリは、手で刈り取る労力がかかるため近年は栽培されていないが、研究会が昨年末に復活させた。

 18日に行う振り売りでは、リヤカーに加工した豆腐やみそ、米を積んで販売し、小麦粉を使ったクッキーも試食用に提供する。買い物客にアンケート調査も実施する。

 18日は午前10時に、京都御苑東側の清和院東駐車場を出発し、上京区、中京区、左京区を歩く。25日午後1時からは、京都市北いきいき市民活動センター(同市北区)でみそ造り講座も開く。有料。問い合わせは「ごっつお高島」フリーダイヤル(0120)987736。

 篠原さんは「安全性と、素材の味には自信がある。消費者の感想を聞き、加工品づくりや交流事業に生かしたい」と話す。
京都新聞


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