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講書始め:儒式にのっとり 70人が参列−高島・藤樹書院
2012年1月12日
 近江聖人とたたえられた江戸初期の儒学者、中江藤樹が門人に講義した高島市安曇川町上小川の藤樹書院で11日、講書始め(鏡開き)の祭典があった。同市関係者や地元の藤樹会、玉垣勝会長ら約70人が参列。藤樹が重視した儒書「孝経」の冒頭部分を音読して年頭の学びの誓いとした。

 講書始めは藤樹存命時代から続くともいわれ、地元民が儒式にのっとった作法を伝えている。仏教の位牌(いはい)にあたる神主(しんしゅ)が置かれた簡素な祭壇に酒を3度ついでささげた後、参列者が焼香。孝経音読では全員が「それ孝は徳の本(もと)なり」などと唱和した。
毎日新聞


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