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エコツーリズム大賞:カバタ観光、国が評価 高島・針江の「針江生水の郷委員会」が優秀賞に
2011年12月22日
 湧き水を生活に使うカバタで知られる高島市新旭町針江の住民団体「針江生水(しょうず)の郷(さと)委員会」=美濃部武彦会長=が、環境省が募集した第7回エコツーリズム大賞優秀賞に決まった。針江地区全体を生きた“里山水文化博物館”と位置付けた観光案内活動などが評価された。来年1月25日、同省で表彰式がある。

 エコツーリズムとは自然、歴史、文化など地域固有の資源を生かした観光と資源保全の両立を図り、地域振興にも資するという考え方。同賞は今回、63件から大賞1件、優秀賞3件などが選ばれた。

 針江生水の郷委員会は、カバタ文化の見学者を人が暮らす家に案内して説明する活動を04年から続け、下流の湖岸見学と地域伝統の家庭料理を食べてもらうツアーも実施している。美濃部会長らは「里山と豊かな水の伝統文化を広く知ってもらう活動が地域の環境保護につながっている」と受賞を喜んでいる。

 カバタ見学は同委事務局(0740・25・6566、29日〜1月9日休み)へ。
毎日新聞


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