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氷魚:冬の味覚、豊漁 釜揚げ出荷、東京へも−今津漁協
2011年12月9日
 「琵琶湖のダイヤ」とも称される冬の味覚、氷魚(アユの稚魚)が今季は豊漁という。体長2〜3センチの氷魚は魚体が透明で氷のよう。さっと塩ゆでした釜揚げは上品な味わいで、高島市今津町の漁師には正月料理に欠かせない逸品という。

 今津漁協の氷魚漁は岡本和夫組合長(71)1人。8日早朝、田村喜代治さん(78)と舩野良信さん(63)の助力で出漁。沖合の水深約20メートルのエリで網を上げると、ピチピチした氷魚の集団が水面に。いけすに取り、生きたまま浜へ。

 岡本組合長らによると、浜値は下降気味で「1キロ1000円台前半」。これを割れば休漁する申し合わせといい、年内漁期は20日まで。この日取れた数十キロは加工業者に卸され、早速釜揚げにして出荷。9日朝、東京・築地市場に並ぶという。
毎日新聞


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