今が旬の湖西の不動産情報掲示板
震災復興願い 16万人手つなぎ 抱きしめてBIWAKO 24年ぶり
2011年11月6日
 琵琶湖の周りに長い列をつくって手をつなぐ「抱きしめてBIWAKO」が6日、県内の湖畔で行われた。県内外から約16万1500人(主催者発表)が参加し、環境保全や福祉、東日本大震災復興などの願いを込めて手を握りあった。

 「びわ湖の日」制定30周年を機に、有志が実行委員会を作り企画した。1987年に障害者福祉施設の移設支援を目的に開かれて以来、24年ぶり。参加者は500円を寄付し、滋賀県の学習船「うみのこ」の新造費や福祉、市民活動支援費などとして寄付される。

 琵琶湖の周囲235キロのうち、危険箇所を除く約170キロが対象。メーン会場の大津港では午前中から関連イベントが行われ、親子連れなどでにぎわった。正午前に一斉に琵琶湖に向かって列をつくり、合図でつないだ手を頭上へ掲げると、歓声が上がった。

 実行委の白井幸則代表(48)は「これだけの人が善意を持って集まってくれたのが素晴らしい」と笑顔。第1回の実行委員長の中澤弘幸さん(65)は「もうできないと思っていたのでうれしい。今回は日本全体を元気に、という思いが伝わったのでは」と話していた。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2011 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved