スキーシーズンを控え、滋賀県高島市にある四つのスキー場が4日、今季の合同PR活動を始めた。各スキー場のキャラクターの着ぐるみが、そろって高島市役所を訪ねた。
同市のスキー場は朽木スノーパーク(朽木)、箱館山スキー場(今津町)、マキノスキー場、国境高原スノーパーク(以上マキノ町)。一昨年に市スキー場協議会を設立した。
提携する市内35の宿泊施設に各スキー場のリフト券付き宿泊プランを取り入れてもらうなどして、「滞在型スキー観光」の普及に力を入れてきた。
昨季は雪が豊富で、来場者は前年より4万5千人多い計19万5千人だった。協議会は今季、ファミリー層の誘客に努め、さらに1割増を目指す。
県内外の物産展や家族向けイベントで、各スキー場のキャラクターがPR活動を行う。びわこビジターズビューロー、びわ湖高島観光協会の冊子に割引券を付ける。また12月5日に4スキー場合同の「たかしま冬山開き」を計画している。
協議会の青谷章会長は「4スキー場とも家族向けだが、眺望や遊び方などそれぞれにゲレンデの特徴があり、宿泊して楽しんでほしい」と話す。 |