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西大津バイパス、4車線化で渋滞緩和
2011年7月31日
 国道161号の西大津バイパス(大津市)のうち、南志賀ランプ―藤尾南ランプ間の5・6キロが今春に4車線化され、休日の渋滞緩和に効果が出ている。湖西エリアや若狭湾方面に出かけた観光客が京都方面に帰る際の所要時間が30分以上短縮された。琵琶湖の水泳シーズンは渋滞が頻発するが、国土交通省滋賀国道事務所は「4車線化が軽減につながれば」としている。

 1981年に暫定供用が始まった南志賀ランプ―藤尾南ランプ間は2車線だったが、2002年に4車線(片側2車線)化に工事着手し、今年3月に完成した。バイパス全11キロのうち4車線は下阪本ランプ―藤尾南ランプ間の8・6キロになった。

 滋賀国道事務所が、4車線化前と後の日曜日の夕方、2時間ずつ状況調査した。下阪本ランプから、藤尾南ランプそばの名神高速道路の京都東インターチェンジまでの京都行き車線を走るのにかかった時間は、46分から10分に短縮。平均速度は時速11キロから49キロに上昇した。

 4車線化前は、南志賀ランプ近くの県道の神宮町交差点がバイパス渋滞を避けた車で混雑していた。4車線化後、日曜の夕方ピーク2時間の交通量は360台減って720台になったという。

 同事務所が管理する西大津バイパス以外の国道161号バイパスで、湖西道路(大津市)、志賀バイパス(同)、高島バイパス(高島市)、湖北バイパス(同)は一部を除いて2車線となっている。
京都新聞


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