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清掃:外来藻を刈り取り カバタ維持へ住民ら70人
2011年7月12日
 自家湧水(ゆうすい)を生活に巧みに取り込むカバタで名高い高島市新旭町針江の住民ら約70人が10日、水路の琵琶湖への出口で、繁茂した外来藻を一斉に刈り取った=写真。一帯は中島と呼ばれる長さ約200メートル、幅約30メートルの池沼で、オオフサモが水路をふさぐほど。針江地区の水路一斉清掃を前に、下流を大清掃した。

 オオフサモは水深約1メートルの水中から水面へと、大量のロープがからまったように繁茂。住民は大きなカマを手に水に入って刈り、ボートのへさきに取り付けた金属製の“大熊手”で藻を絡め取った。

 立命館大国際関係学部3、4回生のゼミ仲間10人も参加し、船上から初めて手にするカマで藻と格闘したほか、共同炊事も担い「えらいけどいい体験ができた」。刈り取った藻は近くの田に運び、堆肥(たいひ)化される。
毎日新聞


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