滋賀県高島市今津町で誕生した「琵琶湖周航の歌」を課題曲に、美しいハーモニーを競う合唱コンクールが26日、高島市民会館で開かれ、近畿の21グループが出場した。文化、観光、青年団体でつくる実行委員会が主催した。
出場の各団体は、混声、男声、女声それぞれの特色を生かし、編曲も工夫して臨んだ。審査の結果、金賞にフロッシェンコール(大阪市)、銀賞にコール☆ジェリクル(宇治市)、銅賞に近江高吹奏楽部(彦根市)、コーロ・いまづ(高島市)、麗音(大阪市)が選ばれた。
地元の高島市からは全校児童22人で出場したマキノ北小、平均年齢77歳のブルーコーラス、ゴスペルグループのBBC、LVE、今津少年少女合唱団、コーロ・いまづの計6団体が参加した。
15回目の記念大会。琵琶湖周航の歌の原曲「ひつじぐさ」にちなみ、白くかれんな花を咲かせるスイレン科の水生植物ヒツジグサが一株ずつ各出場団体に贈られた。 |