ピアノトリオ「プリマ・ヴェーラ」による出前授業が17日、滋賀県高島市の新旭南小で行われた。演奏や、楽器の特徴についての話を披露し、5年生の65人が興味深く聴いた。
クラシック演奏家による出前授業は、地域の文化活動支援に取り組む財団の地域創造(東京都)や県文化振興事業団が企画した。高島市では、15日から5校で行った。
トリオは、ピアノの志鷹美紗さん、バイオリンの川村伸子さん、チェロの高橋麻理子さん。ハイドン「ジプシートリオ」、ドビュッシー「ピアノ三重奏曲」など6曲を演奏した。
息を合わせ、目配せをしながら演奏のタイミングを図る様子を説明した。児童は、ピアノの音が響く仕組みを、間近で見たり下に潜ったりして実感した。
志鷹さんが演奏後、大学の友人同士でトリオを組んだことを話し「皆さんも夢を大きく持って頑張ってください」と呼びかけた。プリマ・ヴェーラは18日午後2時から、同市勝野のガリバーホールで演奏会を行う。中学生以下は無料。一般500円。 |