| 大津・和邇 ホタルの里復活を 住民、川清掃や勉強会計画 |
| 2011年5月26日 |
| 大津市の旧志賀町の住民グループが和邇川などの地元河川でホタルを復活させる取り組みを始める。本年度はホタルについての勉強会や河川清掃などを計画しており、住民は「ホタル復活を通して、住みやすい環境を次世代に継承していきたい」としている。 昨年１０月に発足した会員約３０人の「しがの里山や川を美しくする会」（山田利春会長）。ホタル復活は市の補助を受け、和邇学区などを流れる和邇川、喜撰川、鎌田川で取り組む。 和邇学区は比良山系の美しい景色が広がる地域で、２０年ほど前はホタルやアユが川に多数生息していたが、今はほとんど見られないという。不法投棄などの問題もあり、ホタルの育つ環境整備を目指す。 本年度は、地元のお年寄りや守山市ほたるの森資料館の館長を講師に招いて勉強会を開くほか、河川の清掃や親子を対象にしたアユのつかみ取り大会などを行う。 山田会長は「ホタルを復活させて、自然豊かな地元のシンボルにできれば」と語る。初回の勉強会は２８日午前１０時から同市和邇中の和邇公民館で。参加無料。問い合わせは山田会長ＴＥＬ０７７（５９４）１０４９。 |
| 京都新聞 |
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