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琵琶湖1年間の安全願う 周辺でフリマ、大津で「龍神祭」
2011年5月1日
 琵琶湖の湖水浴シーズンを前に1年間の安全を願う「龍神祭」が3日、大津市南小松の近江舞子水泳場で開かれた。水の神「龍神」に琵琶湖の波を鎮めてもらうための神事で、琵琶湖でとれたコイや酒などを砂浜に供え、神職が湖に向かって祈願した。

 龍神祭は毎年、夏の湖水浴シーズンを前にとり行われており、15回目。地元の志賀観光協会によると、近江舞子水泳場は今年、7月1日に浜開きし、8月末まで湖水浴客を受け入れる。旧志賀町には、計11の湖浴場があり、毎年十数万人の海水浴客が訪れる。

 この日の神事は、近江舞子水泳場の中で、自治会長ら約10人が出席してとり行われ、神職が祝詞をあげた。

 一方、周辺では、約270店が出店するフリーマーケット「びわこ虹の市」がこの日から2日間の日程で開かれ、古着や古美術品などが格安で売られた。数百円から数千円までの品が多く、子供の衣料品やくつ、絵画、つぼなどが並び、家族連れらでにぎわった。
産経新聞


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