50歳の坂を越えてから本格的に学んだ書道家の高島市安曇川町南船木、饗庭(あいば)弥一郎(掃雲)さん(79)が、初の個展を同町田中のギャラリー藤乃井で開き、漢字など25作品を展示している。
JA職員だった饗庭さんは通信教育で県書道協会の師範資格を毛筆と硬筆両方で取得。今では自宅近くに教室を構えるほか、市内2カ所に出向いて教えている。弟子は大人と子ども計約150人になるといい、個展会場には弟子の女性たちが祝いに駆けつけた。
饗庭さんは「仏の教えや中江藤樹の言葉を書にしている。夢は師弟合同の大展覧会」と元気に話していた。24日まで午前10時〜午後5時半、無料。問い合わせは同ギャラリー(0740・32・0150)。 |