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六方焼手作り教室:「楽しい」女性ら46人参加 元和菓子職人が指導
2011年3月12日
 普段着の和菓子「六方焼」の手作り教室が高島市マキノ町知内で開かれ、同市や長浜市から46人の中高年女性らが参加した。「昔ながらの六方焼を置く店が少なくなった」と知内浜オートキャンプ場の鳥居庄市支配人が呼びかけ、和菓子作り50年の地元の元職人、中川徳司さん(69)、同僚だった高田一郎さん(61)が指導した。

 六方焼はあんを卵入り小麦粉の生地で包んで焼いたもの。高島市などでは手軽なおやつだが、今ではなじみが薄くなったという。中川さんらは家庭でも焼けるようホットプレートに着眼。大福状に丸めて黒ゴマを付け、表裏を焼いて太鼓状に。次いで数個まとめて側面を90度ずつ回転させて4回、計6面を焼いて成形するところから六方焼と呼ばれる。

 回転させて焼き色が現れると「きれい」と歓声が上がった。ゴマの香ばしい香りも広がり、近くの鳥居敏子さん(80)は「作ったのは初めて。楽しい」。市立マキノ南小4年、平山湧人君は「初めて聞いた」と興味深そうだった。
毎日新聞


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