立志祭:高島市内の小3児童、将来の夢を藤樹に披露
2011年3月8日
近江聖人・中江藤樹が9歳で読み書きを始めたことにちなみ、藤樹誕生日の7日、高島市で小学3年児童が将来の夢を披露する「立志祭」が行われた。藤樹出身地の同市では、全16小学校のほとんどがこの日に児童に志を発表させたり、儒学者・藤樹について学ばせている。
藤樹が弟子を育てた同市安曇川町の藤樹書院には近隣の青柳小、安曇小など6校児童計約150人が次々入り、志をまとめた冊子を納めた。安曇川公民館で一堂に会しての立志の式では、児童たちが自分の夢を披露したり、儒学の書「大学」の一節を唱和した。
納めた児童の「志」は成人式で「20歳(はたち)への手紙」として返されるという。
毎日新聞
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