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高校野球:球児に食育 安曇川高、部員らに湖魚料理講習会
2011年2月20日
 ◇オフの体づくり万全 氷魚やスジエビ漁協提供

 県立安曇川高校(高島市)の野球部員と保護者を対象にした食育と湖魚料理講習会が19日、同市安曇川町公民館で開かれた。「オフシーズンの体づくりを基礎に、強いチームを目指せ」と、部員の保護者らが発案した初めての試み。食育に力を入れる高島市は管理栄養士を派遣し、同市の12漁協でつくる市漁業振興連絡会も湖魚を提供。エプロン姿の球児らが作った地元の伝統料理をみんなで味わった。

 同校野球部は選手11人と女子マネジャー2人の13人。井上雅也監督も加わり、同市マキノ町の百瀬漁協でこの朝揚がった旬の氷魚(アユの稚魚)、スジエビ、ワカサギなどを材料に、同漁協職員の中川美千代さんが指導。氷魚の炊き込みご飯や釜揚げ、甘露煮と、スジエビやワカサギのてんぷらなど9品目を作り、昼食に食べた。

 湖魚を素材にした伝統の家庭料理は今ではあまり作られない。氷魚を見るのは初めてと話す選手や、生の湖魚料理は初めてのお母さんもいた。管理栄養士の長瀬千恵美さんは「スポーツと栄養」をテーマに話し「いくらトレーニングを積んでも食事がおろそかではいい結果は生まれない」と強調していた。
毎日新聞


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